2014年03月19日

ちょっと気になる新刊歴史書


ちょっと気になった、面白そうな新刊歴史書をご紹介します。

【送料無料】城を攻める城を守る [ 伊東潤 ]

【送料無料】城を攻める城を守る [ 伊東潤 ]
価格:945円(税5%込、送料込)



戦国時代から幕末「戦う城」を徹底分析!

と記されております。

城についての記述、それも実際の合戦に触れて紹介されているようです。
平時の殿さまの居城ではなく、戦いのための城について考察する、という感じですね。

目次

第1部 北海道・東北白河城東北戊辰戦争の行方を左右した城郭攻防戦/会津若松城−幕末最大の悲劇の舞台となった白亜の名城 ほか)
第2部 関東 (新井城−武士の時代の終わりを告げた海城河越城−新旧交代の舞台となった武蔵国の要衝 ほか)
第3部 甲信越川中島合戦と海津城−信玄の高速道路 を支えた一大兵站拠点/一乗谷朝倉館−現代によみがえる中世城郭都市 ほか)
第4部 東海桶狭間合戦をめぐる城郭群−伊勢湾経済圏支配をめぐる織田・ 今川両家の熾烈な攻防戦/懸河城−今川家の駿遠防衛構想の切り札となった要害 ほか)
第5部 西日本(小谷城−戦国時代を代表する難攻不落の大要害/有岡城−戦国有数の悲劇の舞台となった怨念の城 ほか)

となっておりまして……

合戦を中心に描くのなら、時代順の編集になりそうなところ、
地区別の目次になっているところ辺り、
著者の城好き(城めぐり好き?)な感じがうかがえます。

別の資料だと、
【白河城】【会津若松城】【五稜郭】【新井城】【河越城】【箕輪城】【鉢形城】【八王子城】【水戸城】【川中島合戦と海津城】【一乗谷朝倉館】【七尾城】【春日山城】【桶狭間合戦をめぐる城郭群】【懸河城】【二俣城攻防と三方ヶ原合戦】【長篠城】【高天神城】 【山中城】【韮山城】【小谷城】【有岡城】【賤ヶ岳合戦と陣城群】【大坂城】【原城】【熊本城】 
といった城の名前が載っておりまして……

戦国時代や幕末だけでなく、江戸時代の「島原の乱(島原・天草一揆)」や西南戦争もとりあげているようで、楽しみです。

一番の特徴は、著者が学者ではなく、作家の方だということかもしれません。

作家の方が書いた歴史書
の場合、好き嫌いが分かれる傾向があります。

さすがに文章が上手で、読みやすく、引き込まれるものがあるのですが、やや自説自分の趣味・好みに偏った(少々眉唾的な)内容があったりする人もいます。
(もちろん、人によってですので、本書の著者がそうだというわけではありません

それがまた良くもあり、悪くもあり…… で、好みが分かれることが多いのですが、
本書の場合は、どうでしょうか?

そういった面も含め、是非、手に取って見てみたい一冊であります。


↓こんな(?)がついている表紙もあるようです。






こちらも是非読んでみたいです!

ある幕臣」とは伊庭八郎(いばはちろう)のことです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが……

実は、以前、幕末の事を書いた時から、
気になっていたんですね、伊庭八郎。


腕に覚えのある人々が集まった遊撃隊に入り、
旧幕府軍の戦士として、迫りくる新政府軍を迎え撃った天才剣士

箱根戦争で、大きな負傷を負いながら、敵を倒し、
さらには、榎本武揚(えのもとたけあき)や
元新選組副長・土方歳三(ひじかたとしぞう)らと合流し、
徹底抗戦を叫ぶも、ついに、悲劇的な最期を遂げる……


う〜思わず、本の宣伝文句みたいになってしまいましたが、
(私が書いた文章です。この書籍の宣伝文句ではありませんので、あしからず)
こんな感じの人なんです、伊庭八郎


こちらも著者は作家の方です。
ただ、こういった伝記系のものは、
作家の方の書かれたもののほうが迫力満点で面白いかもですね。





詳細な説明資料がないので、内容がわかりづらいのですが……

出版社のサイトで調べようと思い、当該書籍を見つけ、クリックしたら、
アマゾンに飛んでしまい、びっくりしました……


目次

第1章 時代小説の巨匠と各地を探訪する(早乙女貢さんと会津若松へ/新田次郎さんと武田甲斐領へ/南条範夫さんと北京を歩く ほか)
第2章 江戸時代 の庶民生活(勾かし、人攫い/護摩の灰/足が頼りの歩行 ほか)
第3章 江戸時代の「仕組み」(商家の奉公、番頭〜丁稚/商人の屋号/江戸の飾り細工職 人 ほか)
第4章 江戸の道案内・地域の名所旧跡(花の江戸探訪は江戸城から/江戸城から北へ、神田〜上野〜谷中〜浅草〜吉原/江戸城から東へ、日本 橋・両国・吉良邸・芭蕉庵・深川八幡 ほか)

となっておりまして…… ここから察するに、
時代劇に登場する江戸の町や庶民生活などについて書かれた本……だと思われます。

著者は『歴史読本』の写真なども撮っていたカメラマン
ということなので、現代に残る江戸時代の遺構……などの写真
載っていたらいいなあ、と思うのですが、どうでしょうか?



【送料無料】大正ロマンの真実 [ 三好徹 ]

【送料無料】大正ロマンの真実 [ 三好徹 ]
価格:2,100円(税5%込、送料込)



大正ロマン」…… いい響きです。

個人的には「大正浪漫」と表記したいところですけれども……。

ただ、表紙といい、商品説明の文章といい、
あまりロマンティックな内容を期待しないほうがよさそうです。
少々辛口かな?
時代を象徴する事件史を取り上げている本ということですので……


以下、公式の商品説明目次です。

大正の十五年は、国家建設に邁進した明治の四十五年、昭和激動の六十四年の狭間にあって、大正デモクラシー大正ロマン民本主義など、現代の都市文化・大衆社会の始まりが出揃い、短いがその内容は色彩豊かである。本書では、政変や汚職、殺人や情死などの代表的な八つの事件を、信頼できる史料に基づいて発掘し、その真実は何であったかを再確認し、時代の流れを明らかにする。

目次
1 ロマンの果て
2 巨火は消えたり
3 海は汚れていたーシーメンス事件
4 総理と愛妾の最期
5 元老霊能師
6 オホーツクの海賊
7 朴烈・文子の怪写真
8 消された国際記者


著者は三好徹さん。直木賞受賞作家です。
読売新聞の記者でもあった方なので、ジャーナリストの視点から、
さまざまな大正時代の事件を取り上げ、
「大正」という時代とはどういう時代だったのか?
「大正ロマン」の真実に、鋭くメスを入れる!
といった内容と思われます。

364ページと、まずまず読みごたえもありそうです。



当初はそのような予定ではなかったのですが、
今回は、作家&カメラマンという、学者ではない方が著者の歴史本特集という形になってしまいました。

また、来月、気になる新刊書取り上げていきたいと思います。




posted by 史人(ふみひと) at 14:35| Comment(0) | 新刊書案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。